シートベルトやクッションなど車内パーツにもこだわるのがカスタムの醍醐味とは

車の内装

愛車のカスタムと言えば外装を塗り直したりマフラーを交換するなど外側から見える部分にこだわるイメージがあります。そのようなカスタムにこだわる人が多いのは事実であり、一方で内装は車両を購入した状態のままというケースは珍しくありません。特にシートベルトや座席のクッションはカスタムするという考えにすら至らないこともあります。しかし、愛車のカスタムにこだわるなら車内の居心地にも同様にこだわることが重要と言えるでしょう。愛車を外から眺めるよりも実際に運転する時間の方が長ければ長いほど、車内環境に直結するシートベルトやクッションのカスタムを徹底する必要があります。

シートベルトのカスタムは安全第一を徹底しなければいけません。シートベルトは事故に遭った際、乗員の安全を守るための物なので大きさや強度は厳しく決められています。カスタムを行う際は基準の範囲内に留めることを忘れてはいけません。そのため、形状を変えるよりもベルトのカラーリングを好みの物に変更するのが無難なカスタムと言えます。カスタム用のベルトは一本で約二万円ほどかかりますが、安全基準を満たすだけの強度を持たせるには相応の費用がかかるのは仕方がありません。座席のクッションをカスタムする場合、座席を取り外して新しいクッションに交換する作業が必要になります。クッションの成形作業や貼り付けるシートの材質で費用が大きく変わるので、カスタムを行う際は事前の確認が不可欠です。